公私のけじめを大切にする
仕事をしていく上では、公私のけじめをはっきりつけなければなりません。
これは、ささいな公私混同でもモラルの低下を引き起こし、ついには会社全体を毒することになってしまうからです。
私たちは、公私のけじめをきちんとつけ、日常のちょっとした心の緩みに対しても、自らを厳しく律していかなければなりません。(出典:京セラフィロソフィ)稲盛和夫
公私のけじめをつけるとは
経営者はどの程度自由に会社の経費を使っていいのでしょうか?
交通費、交際費、宿泊費、ガソリン代等々グレーゾーンが広いため、会社の規程、個人のモラルにより様々というのが答えです。
グレーゾーンとはプライベートと仕事の境界があいまいで、経費として処理しても経理上バレにくい項目のことです。
仕事で使ったもののみ経費処理をすることが公私のけじめをつける第一歩です。
公私のけじめをつけるメリット3つ
会社に利益が残る
公私混同をやめることで経費が減ると、会社に利益が残りやすくなります。
中小企業の経営者やフリーランサーなら、税金を低く抑えるためにもっと経費を使いたいと思うかもしれません。
実際、そのように指導されている税理士の方もいると聞く。
しかし、会社に残った利益が多ければ多いほど、新規事業への投資や不景気の際の備えにもなります。
事業の健全性を保つためには公私混同による支出は論外であり、全ての支出を抑えるべきです。
振る舞いが正々堂々となる
プライベートで使ったレシートを経費処理して大丈夫と思っている人も多いでしょうが、ときには、ボロが出て、恥をかいたり、追加の税金を取られたりすることもあります。
こういったリスクをなくし、人から軽蔑されないためには、節度が必要です。
気持ちが前向きになる
自分は正しい経費処理をしていると自信を持って言えるだけで、誰でも爽やかで晴れ晴れした気持ちになれます。
気持ちが前向きになると、やる気が増し、仕事でもプライベートでもいい効果が期待できます。
公私のけじめをつけるための3つのアクションプラン
「生き方」を読む
稲盛和夫氏の著書「生き方」は100万部を超える大ベストセラーで海外でも読まれている名著です。
これは人として何が正しいか、人生をどう歩むべきかを説いた人生哲学の本ですが、読みやすく仕事でもプライベートでも大いに考えさせられる良書であす。
ぜひポチってもらって、すぐにでも読み始めてもらいたい。
運動をする
運動が健康増進に役立つことを皆さんご存知でも、忙し過ぎて、ほとんどの方が運動に取り組めていないのが実際のところではないでしょうか。
ぜひ散歩、ジョギング、筋トレなど簡単なことから、まずは始めてもらいたいです。運動をすればするほど、その効果を実感できるでしょう。
目標を設定する
仕事でもプライベートでも何かに取り組む際には、最初に目標設定が必要です。
毎月何か新しいことにチャレンジしてみるのがオススメです。
初めは簡単な課題からスタートし、徐々に難易度を上げていくのがいいでしょう。
毎月仕事とプライベート両方の目標を立ててみることで、毎月ワクワクしながら過ごすのはいかがでしょうか?
結論
公私のけじめをつけると後ろめたさがなくなり、人生が前向きになれます。
その結果、仕事でも成果が出始め、プライベートも好転します。
ぜひ、今日から実践してみましょう!