稲盛和夫氏(京セラとKDDIの創業者、JALの名誉会長)は、組織のトップに本当に実力のある人がついているかどうかが重要と述べておられる。ここで言う実力のある人とは、職務上の能力があるだけでなく、人として尊敬され、信頼され、みんなのために自分の力を発揮しようとする人のことだ。 実際、独立してから私はずっと、どうすればビジネスをもっと良くできるか、どうすれば経営者としてもっと成長できるかを、一生懸命考え、それを実践してきたつもりだ。私が経営に携わってきた飲食業は、多くの従業員を必要とする業界なので、従業員のハンドリングが大切になる。従業員に嫌われたり、軽蔑されたりすると、誰が社長でも仕事はうまくいかないだろう。その一方、快適な職場環境と、従業員のやる気を引き出せるくらいの度量が、トップにあれば、従業員も仕事がやりやすくなるだろうと考えた。
実力主義に徹する
実力主義に徹する
実力主義に徹する
稲盛和夫氏(京セラとKDDIの創業者、JALの名誉会長)は、組織のトップに本当に実力のある人がついているかどうかが重要と述べておられる。ここで言う実力のある人とは、職務上の能力があるだけでなく、人として尊敬され、信頼され、みんなのために自分の力を発揮しようとする人のことだ。 実際、独立してから私はずっと、どうすればビジネスをもっと良くできるか、どうすれば経営者としてもっと成長できるかを、一生懸命考え、それを実践してきたつもりだ。私が経営に携わってきた飲食業は、多くの従業員を必要とする業界なので、従業員のハンドリングが大切になる。従業員に嫌われたり、軽蔑されたりすると、誰が社長でも仕事はうまくいかないだろう。その一方、快適な職場環境と、従業員のやる気を引き出せるくらいの度量が、トップにあれば、従業員も仕事がやりやすくなるだろうと考えた。